支持率が上がった話し方
高市早苗新総理の就任会見を拝見して、
私海野が、話し方講師として高市さんの就任会見を分析して
素敵ポイントを解説していきます。誰が何をどう話すのかが、全て
①「聴き方」
・聞く時に音を出さずほほえみうなづく。必ず「ありがとうございます」と記者に丁寧な対応
→「はいはい」、という相槌の音が意外にやかましく感じるのを理解した上で
表情でのうなづき、微笑みと目を見開くなどバリエーションが豊かでした。
②「表情の緩急」
→優しくにこやかに話す時と目力を込めて決意を語るときの表情の違いに
惹きつけられます。
③質問への的確な回答
→それぞれの疑問への回答配分がほぼ均等
例)時事通信社の最初の四つの質問には4分半で回答
それぞれの項目に約1分10秒程度で応えている。
④誠実に受け答え
「今すぐ解散選挙はございません」と断定で伝える
「ガソリン税暫定税率廃止」などやることやらないことを明確化して
気持ちの良い回答をしているため。
「守り抜く」という言葉の真実味が増します。
⑤国民への訴え
「どうか国民の皆様お力をおかしください。」
聞き取りやすい音量・速度でオファーを入れることで
「私たちの生活」に政治が直結することを再認識して、国民が嬉しくなる。
⑥結論を伝える
はぐらかしたり、それは議論を要するなど結論を濁すことがほとんどない。
イエスかノーを言ってくれるのでリーダーとしての決断力や責任感、志が伝わる。
⑦「決断と前進の内閣」と名前を付けることで
より政府のビジョンが明確になり
私たちの生活が変わりそうという期待感が持てる
私たちも真似できるかもしれません。
2025年10月21日、国民の方を向いてくれる方がリーダーになって
胸熱です。
この就任会見は、継続講座の生徒さんにも
話し方のお手本としてシェアします。