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知っておきたい吃音の話

2025/02/21
知っておきたい吃音の話

吃音(きつおん)はいわゆるどもってしまう話し方、対処法について周囲から誤解されてしまうことが多いです。

吃音(きつおん)って何?


「ゆっくり話して」というアドバイスはNG


「話し始めのタイミング」の障害とも言われています。

吃音とは 2-5歳の20人に1人に現れる”話し方”の症状です
話出しが遅かったり、同じ言葉を何度も話してしまうなどの
どもりの症状がでしてまうことです。


年齢とともに自然に治る場合もあれば、

大人になっても続くケースもあります。


育て方や環境に問題があると誤解される場合も多いのですが、

実際は遺伝や生まれつきの体質が要因と言われています。



吃音の種類

1 連発  こここ、こんにちは。わわわ、わたしがのように言葉を繰り返す

2 進発  あ、あーーーのーーのように言葉を引き伸ばす

3 難発  「…っあの 」言葉がすぐに出ない



吃音への周囲の誤解


周囲が良かれと思ってすることが、
吃音を抱える人の悩みになることもあります。
以下のことは、やめましょう。


・つまるたびに言い直しをさせる 

→どんどん話すのが苦痛になり、コミュニケーションを取れなくなります。


・吃音を意識させると治りにくくなる。

→自分の話し方は変だと思うと、伝える意欲や自己肯定感が下がります。


・真似したり、からかう
吃音はわざとしているわけでも、したくてしているわけでもありません。
人に馬鹿にされると心の傷になります。からかうことは絶対にやめましょう。

吃音症状のある子に出会ったら…


その子の話し方ではなく、話す内容に注目しましょう。


吃音の3割程度は自然に治りません。

本人が気にしていている場合は、専門家に相談しましょう。


その子の自然な話し方と理解して

受け入れること、安心することが話す力につながります。




最後までお読み頂きまして、 
誠にありがとうございました。