吃音(きつおん)はいわゆるどもってしまう話し方、対処法について周囲から誤解されてしまうことが多いです。
吃音(きつおん)って何?
「ゆっくり話して」というアドバイスはNG
「話し始めのタイミング」の障害とも言われています。
年齢とともに自然に治る場合もあれば、
大人になっても続くケースもあります。
育て方や環境に問題があると誤解される場合も多いのですが、
実際は遺伝や生まれつきの体質が要因と言われています。
吃音の種類
1 連発 こここ、こんにちは。わわわ、わたしがのように言葉を繰り返す
2 進発 あ、あーーーのーーのように言葉を引き伸ばす
3 難発 「…っあの 」言葉がすぐに出ない
吃音への周囲の誤解
・つまるたびに言い直しをさせる
→どんどん話すのが苦痛になり、コミュニケーションを取れなくなります。
・吃音を意識させると治りにくくなる。
→自分の話し方は変だと思うと、伝える意欲や自己肯定感が下がります。
吃音症状のある子に出会ったら…
その子の話し方ではなく、話す内容に注目しましょう。
吃音の3割程度は自然に治りません。
本人が気にしていている場合は、専門家に相談しましょう。
その子の自然な話し方と理解して
受け入れること、安心することが話す力につながります。