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その「察しの良さ」で、自分を疲れさせていませんか?

2026/04/10
その「察しの良さ」で、自分を疲れさせていませんか?

その解釈あっていますか?

勝手に落ちこんでしまう

「またやってしまった……」

 

新卒社会人のB子さんは、帰り道の駅のホームで深くため息をつきました。きっかけは、午後のオフィスでの何気ないやり取りです。

 

上司:「B子さん、頼んでた仕事できた?」

 

B子:「あ、今6割ほど済んでいます」

 

上司:「そう。じゃあ、こっちの別の仕事を先にやって」

 

たったこれだけのこと。でも、B子さんの頭の中は嵐のようでした。

(今の「そう」は、ため息混じりだった? 遅いってあきれられたのかも。

別の仕事に回されたのは、もう私に期待してないから? どうしよう、嫌われちゃったかな……)

 

一度考え出すと止まりません。

怒られたわけでもないのに、胸がギュッと締め付けられ、午後の仕事は手につきませんでした。



 

 

「事実」と「感情」の糸をほどいてみる

その夜、3つ年上の姉と食事をした時のことです。理系出身でいつも淡々としている姉は、落ち込むB子さんの話を聞いて、お箸を置くとこう言いました。

姉:「B子、それって『事実』と『解釈』がごちゃ混ぜになってない?」

B子:「え? どういうこと?」

姉:「起きた『事実』は、仕事の進捗を聞かれて、別の指示が出た。それだけ。

でも、B子はそこに『怒っている』『失望された』っていう自分の『解釈』を付け足して、勝手にダメージを受けてるでしょ?」

 

B子:「……そう言われてみれば、上司は『遅い』とは一言も言ってない。

 

口調もいつも通りだったかも。

でも、何を考えてるか分からない人だから、つい悪い方に……」

 

姉:「相手の顔色を伺って不安になるのは、B子の優しさかもしれないけど、それって『相手の脳内を勝手に捏造してる』のと同じだよ。

もし本当に改善が必要なら、上司は言葉にして伝えてくれるはず。伝えてこないなら、問題なし。そう割り切ってみたら?」

 

B子:「私の、考えすぎなのかな……」

 

 

 

答え合わせをする勇気

 姉は少し笑って続けました。

「一人でうじうじ悩んでパフォーマンスが落ちる方が、もったいないよ。

どうしても気になるなら、明日聞いてみれば?『先ほどの指示ですが、私のペースが遅かったでしょうか?改善点あれば教えてください』って。

もし遅かったなら次は早くすればいいし、考えすぎならそれで安心できるじゃない。新人なんだから、確認して怒る人はいないよ」

 

B子:「そっか。勝手に決めつけて怖がるより、聞いちゃう方がずっと楽かも……」


姉:「そうそう。さっ、食べよ。なんか飲む?」

優しい人ほど要注意!

優しい人、感受性が豊かな人ほど、相手の表情や声のトーンから「非言語のメッセージ」を受け取ることが得意です。それは素晴らしい共感力ですが、時に「察しすぎて、自分の首を絞めてしまう」という副作用もあります。

 

相手の沈黙や短い返事を、自分のせいだと「思い込む」のは、あなたの心のエネルギーを大きく消耗させてしまいます。

それは本当に起きた「事実」ですか?

自分の「解釈(思い込み)」が混ざっていませんか?

 

もし不安に飲み込まれそうになったら、一度この言葉を自分に投げかけてみてください。

「わからないことは、直接聞いて確認していい」。

 

そう自分に許可を出してあげるだけで、明日からの仕事が、少しだけ軽やかになるはずですよ。

 

まあ、このB子さんほぼほぼ私なんですけどね(笑)

家庭でも夫婦どちらも忙しい時「夫の方が稼いでいるから手伝ってなんて言えない。」と思い、
勝手に仕事も家事も抱え込みキャパオーバーになり、結果家族に八つ当たりをするという特級呪物でした。

今年は夫に「今とても忙しいです。協力してほしいのですがどうでしょうか?」と聞いたら
「何を手伝えば良いの?」
「こどもの〇〇と子供の予防接種と、以下続く〜」
「OK、これとこれやるね。」で済みました。

言ったことで案外あっさり解決することもあるのです。
伝えるって大事!

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。