忘年会や新年会で急に「挨拶をして」と話を振られて頭が真っ白になってしまう方へ。
緊張せずにあなたらしく話すコツをまとめましたので、ぜひお読みくださいね。
緊張すると頭が真っ白になりうまく話せない…
話し方のせいで飲み会が憂鬱に!?
会社の忘年会で突然指名されると緊張する、
「みんなの前での挨拶が嫌だ」
と言う悲痛なお声をいただきました。
そのお悩みにお応えすべく速攻で効く
挨拶・スピーチのコツをお伝えします。
大前提として新年会・忘年会に集まった人たちが楽しめるようにするために、
あなたが挨拶をするのです。
「どうしたら」この場にいる人たちは
笑顔になれるのか、あるいは、
参加して良かったと思ってもらえるのか
と想像するところがスタート地点です。
その1 話を短くまとめる
乾杯の挨拶ですから、ダラダラと
話しすぎてはいけません。
相手があまり聞いてくれている感覚がない
という方は、まとまりなく
長く話してしまっているかもしれません。
1分以内、長くても2分以内に
まとめて話すのが優しさです。
『乾杯はビールが冷めないうち』に、
と言いますよね。
熱が入って乾杯の挨拶が5分続くと、
会場の皆さんが
「長いよ…早くしてくれよ。」と
思うでしょう。
自分が話したいから語るではなく、
その場にいる人が
その会を楽しめるようにするのが
スピーカーの役割でしたね。
その2 言いたいことを1つに絞る
一緒に働く人に感謝を述べる場にすると
いいかもしれません。
忘年会、新年会の大きな目的は、
会を通して働く人のモチベーションを上げたり、連携を深めることです。
話題選びも、ダメ出しではなく、
ポジティブなものが良さそうですね。
そして、その具体的な中身を
3つ用意するといいでしょう。
マジックナンバー3ですね。
私たちは根拠が4つだと多すぎると感じ、
2つだと少ないと感じる傾向があります。
伝えたいテーマ
「今年は、みんなのおかげで
新規事業にチャレンジできました。」
具体的な中身
私が今日お伝えしたいのは3つです。
・横浜店の売上が好調です
・若手社員のチャレンジが目立ってきた
・今年はさらに飛躍の年にしていきましょう。
これに具体例の中身は
もう少し詳細をつければ、
すぐに2分になります。
その3 アイデアは自分の中ではなく外にあると認識すること
この場合の外とは相手・事柄・空間を指します。
話のアイデアは自分の中ではなく、
周囲を見渡して拾い上げて作り出すものです。
何か素晴らしいことを
伝えようとするよりも、
受け取る相手が共感できる、
納得できる内容を考えましょう。
どこかの学者が伝える御高説よりも、
現場の人間として見た感じたことの方が
その場にいる人の心を打つ可能性が高いです。
例えば、親しいメンバー同士でしたら
「本当に辛いと思った時に、
佐藤くんが『部長やれますよ!』と
言ってくれて励まされた」
そう言った生々しいリアルな言葉が
聞く人の心を打ちます。
そして、忘れてはいけないのは、
声に感情をのせることです。
その空間をこのメンバーで楽しみたいと思えば
笑顔になるでしょう。
周りを鼓舞したければ、
大きな声になるかもしれません。
引き攣った顔で「がんばろう」と
言われても怖いですよね。
メラビアンの法則をご存知でしょうか?
人間は話を聞く時に、
視覚・聴覚・言語の3つの要素から
矛盾した情報を与えられたら、
視覚情報55パーセント、聴覚が38パーセント、話す内容が7パーセントの影響を受けます。
「みんなに感謝します」と
ぶっきらぼうに無表情で言われたら
「えええ、嘘だ!思ってないでしょ?」
と思いますよね
「もっと即興スピーチに強くなりたい」、