練習しても話せる気がしない人は、こんな言葉を使っていないか確認してください。
自信がつかなくなる「価値下げ言葉」に御用心!
本を読んだり、動画をみて練習しても
いつまでも話せるようにならない人がいます。
そんな人がやりがちなのが、
「マイナス思考」です。
無意識のうちに「価値下げ」言葉を
使っていませんか?
価値下げ言葉とは、自分や相手の行動や努力の
価値を下げる言葉です。
例を挙げますと、
初対面で職業を聞いた時に
「教師をなさっているんですね!大変そう」
と言うネガティブなイメージを
言葉にしてしまうことです。
友人が「起業したい」と言ったときにも
反射的に「夢みたいなこと言って失敗するに決まっている」と
いう考えが浮かんでしまっていませんか?
価値下げ言葉が続くとこんな恐ろしい影響が…
このマイナス思考からくる
価値下げ言葉を続けていると、
・成果を出しても努力をしても、自分の努力や成果を認めてあげることができない
・うまくいっている他人への嫉妬が生まれる
・自分の毎日がつまらないものに思える(→自分なんてダメだという卑屈な思考に陥る)
こんな悪影響があります。
怖いですね。どんなに発声練習をしても、どんなに構成を練って話しても
この状態では誰かの心を動かすことはできません。
なぜなら、私たちのマイナス思考は
声を通して私たちの感情を伝えてしまうからです。
自分にかける言葉も要注意です。
自分が褒められた時に
『そんなことないんです』
と謙遜していませんか?
謙遜する人は損をする!?
お相手が「がんばったね。すごいよ」と言ってくれたなら
『ありがとう』と言って
素直にお相手の言葉を
受け取りましょう。
このマイナス思考の対策としては、
「価値下げ言葉を使ったら、ポジティブ言葉を追加する」
ことです。
初対面で職業を聞いた時に
「教師をなさっているんですね!大変そう」
と言ってしまったら
「でも、先生って、人の人生を変えうるやりがいのあるお仕事ですね!」
とお伝えする。
お相手も、やりがいがあるから、その仕事を選んでいるのです。
友人が「起業したい」と言ったときにも
反射的に「夢みたいなこと言って失敗するに決まっている」と
いう考えが浮かんだら、
「いや、あの子は昔から頑張り屋だし
行動するタイプだから案外向いているかも。」と
追加のポジティブ要素を考えてみる。
対象が自分であれ、他人であれ、
「その人の努力や行動の価値を認める」意識が
非常に重要です。
あなたの考えは「声」で相手に伝わります。
マイナス思考は
声を通じて
相手に伝わります。
自信がない人の
言葉は人の心を動かせません。
気をつけましょう。
動画を見て忘れないよう振り返り学習してくださいね!
実は、私自身がかなりこの価値下げ言葉を使っていた人間でした。